日本地質学会四国支部

活動報告

第19回支部講演会プログラム・優秀講演賞5件

2019年12月14日(土)に香川大学で開催した第19回地質学会四国支部総会・講演会のプログラムが以下のページからダウンロードできます.

日本地質学会行事カレンダー http://www.geosociety.jp/uploads/fckeditor/outline/shibu/shikoku/2019_program.pdf

 *以下の5件の講演が優秀講演賞に選ばれ,総会で表彰されました.

P5 モンゴルの年縞湖成層から復元する白亜紀中期におけるアジア内陸のオービタル~千年スケールの気候変動  石川航輝・長谷川 精・Ichinnorov N.

P8 高知県に分布する鮮新統穴内層産スダレガイ属二枚貝Paphia spp.の分類学的および系統学的検討     寒川稔朗・近藤康生・山岡勇太・中山 健太朗

P2 四国北西部,中新統久万層群明神層に含まれる火成岩礫の起源                     相田和之・下岡和也・楠橋 直・斉藤 哲・谷 健一郎

O3 愛媛県北部高縄半島に分布する領家帯花崗岩類の岩石学的研究                     下岡 和也・齊藤 哲

O2 アラスカ湾沿岸域における最終融氷期の古環境変動 -海底堆積物を用いた解析-              捫垣 勝哉・村山 雅史・堀川 惠司

赤石山荘存続の要望書(松田会長名)を西山支部長が代理提出(2019,6/14)

 東赤石岩体(愛媛県新居浜市別子山)は沈み込み帯上盤側のウェッジマントルに由来するかんらん岩体で,マントル物質の物理的・化学的挙動や周囲のスラブ由来物質(高圧型変成岩類)との相互作用を究明する上で,世界的に見ても最重要地域の1つと言えます.この岩体の上,標高1550mに立つ赤石山荘が現在,存続の危機にあります.

 管理人・安森滋氏(愛媛県西条市在住)による小屋番登山842回という超人的努力により,これまで33年間,赤石山荘は地質学者を含めた登山者に安全な宿泊先を提供し続けて来ました.ところが2018年5月,当時75歳の安森氏が842回目の下山後に体調を崩し,自身での山荘経営を断念.後継の管理者も見つからず,現在,山荘は安森氏の山仲間による月1回程度の臨時小屋番によってなんとか維持されています.この状況を受け,登山者の安全確保が必須と考える安森氏は,2018年10月に新居浜市に対し,また2019年1月には愛媛県に対して次の2点を求める陳情を行いました.(1) 民営が困難となった赤石山荘を新居浜市へ移管すること,(2) 老朽化の進む赤石山荘の現位置に新居浜市所管の避難小屋を新たに建設し,永続的に経営すること.そして,2019年6月初頭まで,この趣旨への賛同者からの署名活動が行われていました.

 地質学会は2019年4月6日,安全な研究フィールドの確保と維持を願う学術団体の立場から,新居浜市長と愛媛県知事に対し,安森氏の陳情受け入れを求める要望書を会長名で作成し,西山賢一四国支部長に提出を託しました.6月14日,西山支部長は安森氏らと共に石川勝行新居浜市長と面会し,4359名分の署名と同時にこの要望書を提出しました.また愛媛県知事宛の要望書は同日,山中美幸愛媛県自然保護課長へと提出しました.市長への提出の様子はNHK松山放送局ならびに愛媛新聞社の取材を受け,TVweb・紙面にて報道されました.次のURLで動画を閲覧できます(8月中旬まで).

 NHK松山 ひめポン!動画「東赤石山の山小屋存続求め署名提出」
 https://www.nhk.or.jp/matsuyama/himepon/movie/movie_190614-4.html

第18回支部講演会要旨・優秀講演賞4件

2018年12月15日(土)に徳島大学で開催した第18回地質学会四国支部総会・講演会のプログラム・講演要旨集をダウンロードできるようにしました.どうぞご活用下さい.

 *以下の4件の講演が優秀講演賞に選ばれ,総会で表彰されました.

  P4 鮮新統穴内層最下部から産するバカガイ属二枚貝2種:現生種シオフキ及びバカガイへの進化の可能性                                                                                                                 横山紀樹・近藤康生

  P5 生痕属Ophiomorphaの形態と堆積環境:中新統三崎層群竜串層の例  友直由衣・奈良正和

  P6 エリスリトール融液の冷却実験:過冷却度―成長形―成長速度の関係性 内田百香

  O1 超大陸パンゲア時代の大気循環パターンと縦列砂丘の発達        庄崎弘基・長谷川 精

 第18回四国支部プログラム・講演要旨集 (2.3MB)

第11回支部講演会要旨

2011年12月に開催した第11回地質学会四国支部総会・講演会における,講演要旨をダウンロードできるようにしました。どうぞご活用下さい。

第10回支部講演会要旨

2010年12月に開催した第10回地質学会四国支部総会・講演会における,講演要旨をダウンロードできるようにしました。どうぞご活用下さい。

第9回支部講演会要旨

第9回支部講演会要旨 第9回支部講演会要旨

2009年12月に開催した第9回地質学会四国支部総会・講演会における,講演要旨集をダウンロードできるようにしました。どうぞご活用下さい。

支部総会講演要旨(13MB)

四国支部巡検報告(松山平野活断層)

2007年12月16日,愛媛県松山市~東温市において松山平野を横切る活断層の野外巡検が開催されました。巡検タイトルは「松山平野の活断層 -重信断層と北方断層-」,愛媛大学教育学部の高橋治郎会員の案内で行われました。当日は,16名の参加があり,断層露頭を前に活発な議論が繰り広げられました。見学場所は・松山市高井町西林寺近くのトレンチ調査地点,・東温市西岡の重信断層,・東温市北方の北方断層,・東温市宝泉の医王寺断層崖でした。フォトギャラリーも併せてご覧下さい。また,当日の巡検案内書は「活動予定」の「松山平野の活断層 -重信断層と北方断層-」からダウンロードできます。ただしファイルサイズが9Mbありますのでご注意下さい。


四国支部総会を開催しました

2007年12月15日(土)愛媛大学総合情報メディアセンター・メディアホールにおいて第7回地質学会四国支部総会・講演会を開催しました。愛媛大学小松正幸学長により特別講演「インドネシアの大学の現状」が紹介されました。その中で,インドネシアの大学の現状と今後の日本の大学との環境地質分野における交流の可能性についてお話がありました。昼食をはさみ,午後から総会議事,個人講演が行われました。7件の口頭発表と13件のポスター発表が行われました。ポスター発表のうち,愛媛大学理学部の菅原久誠会員による「マイクロPIXEによるフランボイダル黄鉄鉱の重金属精密定量分析」と高知大学理学部の塚本祐也・近藤康生会員による「砂浜海岸の打ち上げ貝類遺骸群形成モデル:鳥取県石脇海岸での季節的組成変動の解析から」の2つの発表が優秀講演賞に選ばれました。


四国支部技術講習会

4月28日(土)愛媛大学理学部において,古澤地質調査事務所の古澤明氏講師に招き,火山灰処理に関する技術講習会が開催されました。当日は総数25名の受講者があり,にぎやか,かつ有意義な講習会となりました。講習会の内容は,テフラの野外調査法と,テフラの解析方法でした。


沙金庚教授講演会報告

・・・・・・ 沙 金庚 (Sha Jingeng)教授 講演会報告
演題:・ 「アジアの大河-長江流域の地圏環境形成と生物界の変遷」
・・ From rift/ocean basin to high frigid plateau:
・・・・・・・ Environmental changes in the source area of the Yangtze River
講師 :・ 沙 金庚 (Sha Jingeng) 教授
・・・・・ 中国古生物学会会長
・・・・・ 中国科学院南京地質古生物研究所所長

日時 :・ 2007年 2月 7日(水)
・・・・・・・ 12:50~14:20

会場 :・ 徳島大学 総合科学部
・・・・・・・ 3号館東 1階スタジオ

共催:・ 徳島大学総合科学部・ユネスコIGCP506・日本地質学会四国支部

報告:沙 先生は大変ご熱心で,長江(揚子江)源流域のチベット高原の総合調査の記録と成果を,貴重な写真資料等をもとに160枚以上のPPT映像を用いて講演下さいました。長江源流域の地圏環境形成の過去3億年以上にわたる歴史的な変遷ばかりでなく,寒冷地帯や乾燥地帯特有の地形,土壌,植生,希少動物や薬用植物,気象,人々の生活,現地調査の様子等についても,その成果と共に,総合的に紹介下さいました。参加者は,四国支部の会員,学生・教職員を中心に67名でした。(報告者:徳島大学総合科学部 地球科学教室 石田啓祐)


四国支部巡検報告(鳴門) 2006.12.16

日本地質学会四国支部ミニ巡検「鳴門の和泉層群中のデュープレックス」参加報告愛媛大学 理工学研究科 碇 雄太12月16日,日本地質学会四国支部総会・講演会に先立って,「鳴門の和泉層群中のデュープレックス」と題してミニ巡検が開催されました.巡検の行われた徳島県鳴門市の瀬戸町付近は砕石場の多いところで,目的地に向かう車内からも和泉層群の露頭がいくつも見られますが,目的の採石場に着いてみると,タービダイトが薄くシート状に累重した美しい大露頭が広がっていました.露頭を前にして,徳島大学の村田明広先生から,デュープレックスについての解説がありました.和泉層群は中央構造線に沿って分布する後期カンパニアンの海成層ですが,そのタービダイト中に露頭スケールのデュープレックスが見られます.デュープレックスとは,上下に重なった断層の間に,同一層準の地層が覆瓦状に積み重なった構造で,ここでは,後背地傾斜デュープレックスと,やや背斜状スタック的なデュープレックスの2種類を観察することができました.これらは,地層の固結後,まだ水平に近い状態で形成され,その後の褶曲運動で東に大きく傾斜したと考えられています.この露頭に見られるデュープレックスは,「デュープレックスとは何か」ということが良く理解できる非常に美しいもので,また,配布された案内書も,美しい写真や図,ホームセンターの看板に見られるデュープレックス(?)などが盛り込まれ,簡潔で分かりやすいものでした.一時間あまりという短い時間ではありましたが,デュープレックスの形態やその形成過程がよく理解できた非常に有意義な巡検でした.最後にこのような機会を与えてくださった村田明広先生と,学会関係者,現地関係者の方々に深く感謝いたします.


地質学会(高知大会)支部活動報告・聞き酒大会ノート

9月16日~18日にかけて高知大学で行われた日本地質学会第113年学術大会で,四国支部事務局は新しい企画に試みました.四国内の大学の地質系教室に教室・センターの紹介ポスターを作成・展示していただきました.ご協力いただいたのは,下記の通りです.
 愛媛大学理学部地球科学教室
 愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター
 愛媛大学沿岸環境研究センター
 香川大学工学部安全システム建設工学科防災システム建設工学講座
 徳島大学総合科学部物質・環境コース 鳴門教育大学地学教室
 高知大学理学部自然環境科学科 海洋コア研究センター

また,その会場で,『四国の地酒の利き酒大会』を開催しました.愛媛からは『雪雀』,香川は『金陵』,徳島『芳水』,高知『瀧嵐』を用意しました.参加者の皆さん全問正解を目指して,張り切って飲み比べていらっしいました.総勢70名が参加され,下記の方がめでたく全問正解されました.入賞者にはフィールドノートが贈られました.
 信州大 大塚 勉 様
 茨城大 天野 一男 様
 筑波大 小川 勇二郎 様


四国支部巡検報告(滑川) 2006.06.04

6月4日,愛媛県東温市の滑川渓谷で今年度第1回目の野外巡検が開催されました。当日は天候に恵まれ,20名を超える参加があり盛況な巡検となりました。初夏の久万層群堆積物・堆積構造を観察できました。フォトギャラリーも併せてご覧下さい。


事務局会議を開催しました 2006.04.06

今年度第1回目の事務局会議を開催しました。議事内容は以下のとおりです。

日本地質学会四国支部事務局会議議事録

1.日本地質学会年会(高知)における取り組み
(1) 現在の状況を高知大学の近藤氏に問い合わせる(榊原)
→4月中旬に問い合わせた:四国支部の各大学のブースを作り,教室や関連するセンターを紹介する.その際のイベントも企画する.
(2) 各部会の取り組み
・巡検案内書支援:徳島大学
・大会ポスター作成支援:香川大学
・四国支部ブースおよび企画:愛媛大学

2.今年度の活動予定
(1) 巡検:6/4の巡検を企画(案内者:愛媛大・奈良)
(2) 技術講習会:空中写真の見方(コンサル・大学会員向け) 時期・講師は今後決める.
(3) ホームページの充実・新企画(佐野)
・ホームページの体裁を一新する(新しいソフトウェアを使用する).
・支部長あいさつを掲載する.
・フォトギャラリーを設ける.
・地質写真コンテストを行う(支部総会の時に出席者が投票).
・四国の地質質問コーナーを設ける.
・イベント情報コーナー(各大学,博物館など)を設ける.
(4) 支部総会:今年度は西日本支部・近畿支部との合同支部例会が岡山で開催される予定.その際に,支部総会が開催できるかどうか検討する.


巡検運営に関する打合せ

ただいま準備中です。


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